無線LAN環境構築
無線LANの構築は、どのようにすればよいのでしょうか?
今、レイアウトを自由に変えたり、再配線の必要がない事から、無線LANを導入する企業様は増えていると思います。
タブレット端末、スマートフォンの登場もさらに、無線化を後押ししていると思います。
しかし、中小企業様では、どのように無線LAN化するか、よくわからないという企業様も多いと思います。
例えば
- 社内の仕様にあった機器がよくわからない?
- よくわからないから、適当に家電量販店で、購入した無線の機械つけているけど、うまく繋がらない事が多いけど、なぜ?
- 無線LANを使用して、外から侵入されたり、勝手に接続されるか心配・・・・
このような感じで、実際はよくわからないまま、無線化して、うまく使えてない企業様が多数いらっしゃいます。
そこで、ホリテックは、無線化の為のお手伝いや、実際の無線LANの構築を行います。
実際のお客様の環境に合わせた、無線機器の導入。無線LAN導入時に、どこまで無線が飛ぶか?場合によっては、複数の無線機器の設置の提案などを致します。
無線LAN構築 方法
無線LANの構築をするうえで、敷地があまり大きくない場合でも、無線LAN環境を整えるうえで、下記の事を行う必要があります。
建屋、又は部屋の事前調査
無線LANは、有線LANと違って、周りの電波状況により、切断されることが必ずあります。
その為、なるべく無線LANが切れないようにする為に、事前に、建物の状況などを確認する必要があります。
建物内部、又は、無線化したい部屋の見取り図が必要です。
CAD図面か、もしくは、PDF化した図面があればご提供いただき、無線が届く範囲を予測します。
ない場合は、御社にお伺いして、簡易なものになりますが、内部図面を作成する必要があります。
事前に無線LAN状況を確認
無線LANの機器1台で賄えないぐらいの敷地の会社様は、伺って、無線AP(アクセスポイント)を仮に設置し、無線が届く範囲を事前に測定する致します。
御社の予算のご都合、又は調査が業務の支障になる場合もありますので、事前の無線AP設置の測定は必ず必要とはいえないかもしれませんが、やった方が設置後より無線環境安定するのが見込まれます。
仮の無線APを設置していなくても、無線LANの状況は必ず確認します。
周りの建物、隣の部屋などから無線LANの電波がどれぐらいの強度、帯域を使用しているかなどを確認します。
事前ネットワーク環境調査
無線アクセスポイントにIPアドレスを割り当てるために、事前に御社のネットワーク環境を調べます。
IPアドレス体系、使用していないIPアドレス、DHCPの割り当て範囲等を調査致します。
図面等を元に、無線LAN機器設置位置検討
無線LANは、電波で通信する為、届く範囲があります。それと、外部からの他の電波の影響を受けることもございます。その為に設置位置を図面を基に、設置位置を検討します。
無線LAN機器 事前設定
設置前に、事前調査を元に、設定を行います。
無線LAN機器設置
事前調査の上で、決定した設置位置に、無線APを設置します。
無線LAN環境確認
設置した無線APの電波がどのように届いているかを、行います。
この作業をサイトサーベイと言います。
サイトサーベイを行って際には、どのようになっているかは下図(Signal Level測定例)のようになります。緑の所は電波が良好であると言えます。(一部情報は見えないようにしています)