IPv6が有効だと、ネットが遅くなる時がある
『NTTの回線を使ってインターネットをやろうとしているお客さんで、Pingが飛ぶし、名前も引けるけど、ブラウジングができたりできなかったりするけど、なぜ?』
という質問が知りあいの業者の方からあったので、Windows7、XPのIpv6をすべて無効にしてもらいました。というのは、古いブロードバンドルータも付けてあるって言われてのもあります。そうしたら、ビンゴだったみたいで、無事普通に接続できるようになったみたいです。
この、原因というか、わかりやすく解説しているブログがあったので、紹介します。『フレッツ光接続で非常に遅いページがあるのはNTTがIPv6使って身勝手なサービスしてるせい』
つまり、IPv6を割り振られるけど、NTTの閉域網でしか、使えない状態で、IPv6ではダメだよ、ってなると、プロバイダーから割り当てられたIPv4で、ネットに接続にいって初めて繋がるって感じです。
ネットワーク関係の仕事をしていない人は、あまりイメージができないと思いますが、
NTTの回線を使ってインターネットに接続するときは、
PC → ルータ → NTT閉域網 → プロバイダー → インターネット
と言う風に接続します。そのため、NTTの契約と、プロバイダの契約が二ついる形になっています。
その為、パソコンをインターネット接続する際は、IPv6の設定を無効にした設定をした方が無難な選択になります。
NTT独自のサービスを使いたい場合は、IPv6を無効にすると、サービスが使えなくなってしまいますので、気をつけてください。
(ひかりTVは別に機器を取り付ける為、大丈夫だと思いますが、付ける機器のIPv6を無効にしてはダメですよ)